本学は、1943年に航空科学専門学校として開校されたという背景を持っています。その後は、教育・研究の範囲を宇宙科学へと広げ、航空宇宙学科としては日本でトップクラスの研究と実績を上げてきました。
航空操縦学専攻はそのバックグラウンドを生かし、日本の大学としては初めてパイロット養成のための専攻を設置しました。本専攻は、ANA(全日本空輸株式会社)の全面的な協力を得て、東海大学の建学の精神に基づく幅広い専門教育並びに人間教育により、業界が期待する優れたパイロットの養成を目指しています。
座学を中心とした教育は本学湘南校舎で、実機によるフライト訓練は米国ノースダコタ大学に留学して実施され、基礎から実践までのきめ細かなカリキュラムにより、大空へ羽ばたく夢をダイレクトに実現します。
米国での訓練は、米国ノースダコタ州(ND)にあるUniversity of North Dakota(UND)で行います。UNDは、同州の設立(1889年)以前の1883年に開校した歴史と伝統を誇る大学です。航空操縦を含め、航空宇宙の分野において全米で随一の先進校であり、本専攻の学生が実機によるフライト訓練を行う場所です。
本格的な操縦訓練は、UND近辺にあるグランドフォークス国際空港(KGFK)で行います。
UNDについては、こちらをご覧ください。