新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。新しい年、2015年が始まりました。


6期生は学生生活最後の年になります。まだ就職が決まっていない学生も数人いますが、今年度は比較的好調な年だったのではないでしょうか。そして卒業論文の追い込みです。それぞれのテーマに対し自分で調べ、自ら考えて知見を得、それ纏めることは、これからのパイロット人生に対しても貴重な経験になると思います。


7期生後期留学組は最後のチェックに臨んでいます。気を引き締めて平常心でこれまで修得したものをいかんなく発揮してほしいと思います。すでに全ての課程を終えて帰国した学生も何人かいます。ほっと一息ということでしょうが、就職試験への備えも始めていくことが必要でしょう。

8期生はグランドフォークスの厳しい気候の中で元気に飛行訓練に励んでいます。毎日「明日、天気になあれ」と念じています。

9期生は事業用操縦士国家試験を間近に控えて猛勉強中です。体調管理に注意してください。


そして1月半ばより新入生10期生の応募も始まります。2006年に開講された航空操縦学専攻も節目の10年目に入ります。多くの志願者が集まってきてくれることを期待しています。


マスコミでも取り上げられているように今後のパイロット不足が懸念されていますが、これに対応するため、現在、航空局、エアライン、大学、飛行学校、メーカー等の関係者による「航空機操縦士養成連絡協議会」が開催され検討が行われています。検討事項の一つに私立大学等の学費負担軽減があります。これからのパイロット養成に重要なのは本学をはじめとする民間養成機関であるとの認識から、その志願者増加の一助とするため学費負担を軽減することができないかという検討です。これにより適切な奨学金制度が生まれればパイロット志望の学生諸君の背中を大きく押してくれるものと期待しています。


 本年も元気に、明るく一つ一つの課題をこなしていきましょう。


                                          柴田


TV報道記録

MBS News Voice 6/6/2015

東海大学新聞8月1日記事